平成19年第2回定例会(6月議会) 一般質問
1.中心市街地の活性化について
(1)南明治土地区画整理事業について
平成10年に始まった南明治地区土地区画整理事業準備委員会もこの4月に100回を数えました。準備委員と市の関係課の皆様の長年の努力に感謝と敬意を表します。私も4年間、出席させていただきましたが、この事業の複雑さと難しさを物語っていると思います。この末広・花ノ木地区の南明治第一土地区画整理事業は、来春の事業認可の許可に向けて正に作業を進めておられます。この4月より、まちづくり推進課も南明治都市整備課と名称が変更になりました。確実に今年度中に事業認可を受けるという確認も含めて、神谷市長に南明治第一土地区画整理事業を推進しようという意気込みをお伺いします。
事業認可に向けての今後の地元のへの説明会や事業計画の閲覧等のスケジュールと事業認可後の仮換地の設計、審議会の発足、仮換地の指定に向けてのスケジュールを教えて下さい。現在、一人でも多くの方に協議会にご参加いただきたい重要な時期だと思いますが、今年の1月から2月にかけて借地人、貸し主、小規模地主を対象に集会を行い、不参加の方には、個別の訪問も実施下さっているという状況の下、この事業に対する考え方や理解度は、どのように感じましたでしょうか?
この3月に共同化と土地活用の勉強会が開かれましたが、特に末広地区では、共同化や商業集積について積極的に議論され、共同住宅を併設したギルドセンターやパテオセンターなどの計画が形成されつつあります。助成も受けられ先進的な再開発の手法を果敢に取り入れて近代的な都市空間を持った街に生まれ変わろうとしていると感じますが、このような取り組みに対してどのようにお考えになり、支援していくおつもりですか?
また、住宅市街地総合整備事業も進められており、区域内に市が買収した空き地が以前にも増して目立つようになってきました。末広にある南明治都市整備室への相談件数も増えているようですが、借地人や小規模宅地の地主といった弱者への理解と対応を図るためにも、コミュニティー住宅の早期の建設の必要性を強く感じます。コミュニティー住宅への関心の度合いと建設の見通しをお聞かせ下さい。また、物件調査の依頼も増えつつあるようですが、今年度、確保しようとしていた土地の内、どの程度の取得の見込みが立つとお考えですか?解体予定棟数と併せてお答え下さい。そして、この区画整理事業を機に南明治地区の準防火地域を見直し、防火地域へと変更するおつもりのようですが、その他の区画整理区域と違い、この南明治地区について何故変更するのか?お答え下さい。
(2)更生病院跡地の利用計画について
南明治地区土地区画整理準備会においても毎回、必ず更生病院跡地の利用問題に議論が言及し、止まります。多くの市民の大きな関心事であるだけでなく、この更生病院跡地の計画は、特に隣接する南明治第一土地区画整理事業にも多大な影響を与えるからです。この1月に中心市街地拠点整備構想策定懇話会が設置され、今年度中の基本構想の策定に向けて、この5月までに3回の懇話会が開催され、熱く議論されています。安城市民が必要とし、納得が得られなければならないですし、同時に地元の大勢の皆さんが望んでおられるような元気のない中心市街地に賑わいを創出し、元気を取り戻すことができるものでなくてはなりません。長期的に考えて、安城市の品格を高めると共に安城市の顔として、中心市街地としての風格を後世に残すべき事業であると思います。基本構想を提示しようという今、正に熟慮に熟慮を重ね、集中的に議論をするべき時だと思います。現在のところまでの話し合いの状況と基本コンセプトに向けた方向性とスケジュールをご説明下さい。
先ほどの末広の再開発構想も、もし、すぐ近くの更生病院跡地に同じ業態のテナントが出店すれば、バッティングし、効果が半減してしまうと思われます。圏域の居住者や利用者を考えて、商業集積や拠点施設を大所高所から見て、更生病院跡地だけに焦点を当てて近視眼的に考えるだけでなく区画整理地区を含むJR安城駅周辺全体での施設の整備を誘導するべきだと思いますが、今後どのように進めて行かれるおつもりですか?
(3)JR安城駅周辺の景観整備について
現在、JR安城駅南から碧信本店までの250mの区間で進められている電線地中化工事により、安城駅の正面の顔も随分変わろうとしています。そして、引き続き、安城駅東の御幸本1号線の70mの区間と御幸本上条線の駅東の踏切から朝日町西交差点までの180mの区間において電線地中化工事が計画されていますが、進捗状況と今後のスケジュールについてお尋ねします。また、電線地中化工事が行われると現在のJR安城駅のデッキが良く見えるようになります。どうも暗く、圧迫感があり、狭いイメージが強くなるように思います。古くなったデッキについてもシンボリックで明るいイメージになるようにリニューアルするお考えはありませんか?
昨年6月1日より、違法駐車の取り締まりが民間の手に委ねられて強化されましたが、安城市も例外ではなく、今年の10月より開始されるとのことです。正式には、いつからどの範囲で、どの時間帯で行われるのか、お答えいただきたいと思います。
この問題は、違法駐車の取り締まりとは言え、心理的にも中心市街地の商店街から客足を遠のかせ、ますます空洞化に拍車をかけるようなことになってしまうのではないかと懸念されます。そんな中、パーキングメーターの設置を検討して欲しいという声を良く聞きます。名古屋などの大都市圏でよく見かけますが、安城市でも可能なのでしょうか?
(4)空き店舗・風俗店対策について
今年初めに稼働した空き店舗情報集約システムにつきまして、このシステムは、空き店舗が発生した場合、空き店舗の情報を流し、いち早く健全なテナントに入っていただくという点では、大変期待が持てると思われます。このシステムの運用状況と今後の見通しをお聞かせ下さい。併せてチャレンジショップなどの空き店舗対策の現状もお答え下さい。
また、風俗店対策について、関係者を集めたまちづくり情報交換会が今までに3回開催されました。様々な関係者から意見を聞くには、とても良い機会だと思いますし、続けるべきではないかと考えます。今後、開催するお考えはありませんでしょうか?
(5)中心市街地活性化基本計画について
平成12年に制定された安城市中心市街地活性化基本計画について、昨年の中心市街地基本法を始めとするまちづくり3法の改正は、中心市街地に機能集中を誘導する方策が取られていて、市の計画を国が選択し、集中的、積極的な支援を行う方針です。都市機能の集約促進、街中居住の促進、商業等の活性化を満たすより良い計画を策定すれば、国からの支援を導入できるという制度であると思われます。前述の南明治地区区画整理事業や更生病院跡地周辺からJR安城駅周辺の再整備の問題なども含めて新たに中心市街地活性化基本計画を策定することによって支援を誘導することは、できるのでしょうか?
昨年の12月議会の私の中心市街地活性化基本計画の現状の分析評価を行うべきという一般質問に対して評価と検証を行うという旨の答弁をいただきましたが、どのように進めて行かれるお考えですか?
2.環境首都安城について
(1)自然エネルギーについて
矢作川沿いの藤井町に直径15mの40kWの発電力を持つ大型の風力発電風車が建設されました。大型なので回転している姿は、とても迫力もあり、23号線から良く見えますので、安城の環境首都をアピールすることに一役買っていると感じます。従来より、安城市は、内陸部のため、風が弱く、風力発電風車を設置することには、適さないというお話しでしたが、この5月の20日間の実績を見ますと通算で約2,000kW、約700kgの二酸化炭素を削減しているとのことです。安城市でも南の矢作川沿いなら効果があるようです。デンマークには、現在、約6,000機の風力風車があり、国全体の約16%の電力を賄っています。環境首都をアピールするとともに環境意識の啓蒙ためにもデンパークや矢作川沿いに大型の風力風車を設置しても良いのではないか?と思いますが、如何でしょうか?
次に小水力発電について、現在、中部配水場に設置されていますが、この一年間の発電実績を見てみますと212,729kWhで中部配水場の26.6%の電力を賄っています。常に安定した発電量が期待できます。また、他にも小水力発電の計画は、ありますか?見通しも含めてお答え下さい。
太陽光発電だけでなく風力や水力を利用した新しい自然エネルギーの導入による温暖化防止の目標を新たに設定しては、如何かと思います。また、積極的に導入しようとする民間会社についても助成することを検討してもよろしいのではないかと考えますが、如何でしょうか?お尋ねします。
(2)コリング市への環境視察について
コリング市との友好都市提携10周年記念式典参加のため、使節団を派遣すべく広報によって市民からも募集をしています。その際にデンマークが環境の先進地として環境をテーマに視察を行うとのことですが、特にコリング市は、デンマークの中でも環境先進都市として有名です。コリング駅の近くに環境に優しい再開発を得意としている建築設計コンサルタント会社の「グルーペン・フォー・ビュー・ランドスケープ・プランニング社」があります。コリング市にある環境先進事例の多くは、このGBLP社が設計していますし、ヨーロッパでも活躍しています。今回の視察では、環境首都安城を目指す観点から、どういったところを調査し、学んでどのように環境施策に取り入れて行かれるおつもりですか?お聞かせ下さい。
3.安城市制55周年について
(1)産業フェスティバルについて
ここでは、安城市制55周年記念事業として、今年度、2,500万円の予算を計上して開催を予定している産業フェスティバルについてご質問します。この産業フェスティバルは、いつどこでどういう形でどのようなイベントを企画して行おうとお考えですか?更生病院跡地で開催されるというお話しもあるようですが、その場合、周辺の町内会や商店街などにも協力をお願いして行うことになるのではと思いますが、この産業フェスティバルについて分かっていることを教えていただきたいと思います。